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空間デザイン
2024/05/21
プロジェクトをデザインする ≪株式会社AGI design 萩原 浩≫
代表取締役
萩原 浩
出身：東京出身校：NY・スクール・オブ・インテリアデザイン 年齢：1979年10月5日生 趣味：スキューバダイビング ウィンドサーフィン ゴルフ スキー 旅 職歴・経歴 留学中の建築設計の授業で一つのプランをディスカッションにより磨き上げる手法で創り上げる面白さを体験。日本と大きく違う手法に衝撃を受け、それほど面白さを感じていなかった設計に目覚め、その後ＮＹで活躍。従来の建築の枠にとらわれず、建築やインテリアデザインに限らず、プロジェクトのマーケティングや運営まで関わりたいと、AGI designを設立
目次
〜関わる方が、利用者が、運営者が、そのプロジェクトを楽しんでいる〜
JFA夢フィールド「ワールドカップで優勝するためのロッカールーム」
この仕事をしようと思ったきっかけを教えてください
高校生の時から、図工の時間だけは没頭出来て時間が早かったんですね。当時から、これを仕事にしていかなきゃだめだな・・と思っていました。そんな中、建築デザインは衣食住いろいろなチャンスがあり、有名人もいるし、面白い仕事だな～と思っていたんです。私は、前職で大江匡さんから教えていただいたことをとても大切にしています。『建築設計は空間だけを考えていれば良いというわけではない』といった考えです。その中で自分が感じていた、もっとお客様の役に立ち、為になる方法がある、もっと感動を与えたい。そういう想いが溢れてきた時に、独立することを決めました。そして、当時一緒にいた仲間が良かった。そのときいた仲間に恵まれたことが幸運で、今に繋がっています。AGI designの特徴を教えてください
プロジェクトをデザインする ”関わる方が、利用者が、運営者が、プロジェクトを楽しんでいる” 例えば、ホテルの箱をつくるのに、個々の収まりがどうか？や、サイズがどうか？だけではなく、そこに創る空間を考えた上で、来てくれたお客様が楽しんいでるイメージをしながら創っていくので、仕事がとても楽しいんです。本当に必要なものを、データ分析をしてそれを設計施工に反映していくというプロセスを、どんな案件でもやっています。ただ単に発注されたものをつくるのではなく、そのプロジェクトで本当に必要なものは何なのか？を突き詰めて、お客様に伝えて創っていく。お客様が、予算があまり無いというのであれば、オフィス家具を 安く探して発注して組み立てもスタッフがしますし、引っ越しや仮住まいの手配も弊社ですることもあります。お客様に責任を負わせない。お客様が気持ちよく打ち合わせして楽しんでいただき、終わって完成したら、わぁーできた！というストーリーを大切にしているので、そこの関わりの深さは他社にはできない特徴だと思っています。〜建築設計の概念を崩す仕事の仕方〜
コミュニケーションを誘発するオフィス空間
お仕事に対して、どの様な事を大切にされていますか？
ご縁を大切にしています。会社を設立してから、色々なご縁でありがたいことに順調に事業を進めて来ることができました。設計は一人ではできない。スタッフやお客様と一緒に創っていくものなので、みんなで楽しもうよ！という気持ちとご縁は大切にしています。嬉しかったエピソードはありますか？
２回感動する 空間が完成した時、それはそれで感動するけれども、完成してお客様に利用してもらい、喜んでくれている場面を見ると、それもめちゃくちゃ感動するんです。だから、2度感動するんです。スタッフの皆さまの声を聞かせていただきました
ワクワクを共有しながら楽しんでいますし、一つ一つの案件ごとにマーケティング手法を変え、一から作っていくので日々の変化が激しいです。仲間と一緒にたくさんのプロジェクトを進めていくと、その為の施工の会社を作ったり、今度は不動産の会社を作ったり、そしてＰＲの仕事を始めたり、運営の仕事も始めたり。設計デザインをベースとしたフローの幅を広げていき、業務拡大、プロジェクトごとの変化、会社の拡大の3つの変化が日々スタッフの間でもあり、日々蠢いている会社ですね。
今後、仕事を通じてやっていきたい事はどのような事ですか？
〜萩原さんの将来の目標〜 複合施設エンタメデパートをデザインし、自分がオーナーとして、ゲストにワインを注ぐ ホテルは、宿泊・レストラン・ショッピング・アクティビティやイベントがある、エンターテイメントだと思っているんです。 エンターテイメントとは何ぞや？を作るために、今突き詰めています。設計や空間をつくるという行為から、できることの幅を増やしています。マーケティングの前にお客様から「場所が決まったんだけどどう思う？」と相談されたら、お客様に合った場所を提案していきたいですし、建設工事が終わったら、プロモーションもして、そのあとの運営にも関わっていかなければいけないと思っています。空間というものは、ゲストに対してサービスを提供するものであり、例えばレストランを作ったら、その箱として素晴らしいだけではなくて、そこに置いてある食器、食べる料理、そこで注ぐワインを含めて素晴らしいこと、人が集まること、それが空間であると思うんです。そういった空間を創っていくために、できることの幅を増やしていく事で、本当につくりたいものを創っていけるのではないか、と考えています。皆様に伝えたいことはありますか？
建築デザインは、新しいタイプに行く業界だと思っています。AGI designが設計デザインすることで“売上げが10倍上がるオフィスってなんだろう？”そういったところから考えて創っていく仕事をしていきますので、皆さんの力になれると思っています。大きな会社でも、スタートアップ企業でも、それに合わせて、利益を上げるために、コミュニケーションをアップさせるために、プロジェクトを成功させるために、色々な視点からサポートします。それによって会社が大きくなり、笑顔が増えていく、そんな縁を繋いでいけたら幸せです。 コミュニケーションの質を上げるホテルラウンジの様なオフィス空間インタビュー後記
萩原さんの話を聞いて、建築設計デザイン会社の概念が変わりました。注文の施設、建物、部屋、空間、それを丁寧に創り上げていく。そのような会社やデザイナーには沢山会ってきました。プロジェクトをデザインする？という言葉もなんとなく想像出来ましたが、何が違うのだろう？？？と、話を聴いてみたら・・・・・・ち、違う。話しているうちに、空間を想像し始めた自分がいて、そして空間だけではなくてそこに訪れるお客様、そこで働く方々の動き、レストランでの食事や美味しいワインを飲み、そのまま宿泊して疲れを癒やす・・というプロセスまで、想像しました。ああ、プロジェクトをデザインするってこういうことか・・！
と、かなりの衝撃を受けました。だから口コミで、紹介で、次の依頼があるんだな・・・と、心から思いました。私がこれから出会う皆様でオフィスや施設を新しく持つ方がいたら、まず萩原さんに相談しようと思います。些細な依頼から受けてくれるとの事ですので、まずはお声掛けしてみてはいかがでしょうか？
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