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2024/07/12

噛めること食べられることは健康に直結しています≪椎名 啓人≫

歯科技工士&フォトグラファー
椎名 啓人

出 身:千葉県 何年生:1990年 学 歴:昭和大学歯病院専攻科卒 職 業:歯科技工士 経 歴:専門学校を卒業後、地元の技工所にて3年勤務し、より技術を求めて転職、その後更なる技術を求めて短期でマレーシアやボストンで日本の技術を存分に発揮し日本に帰国後、現在は神奈川で歯科技工士・フォトグラファーとして活躍しています。

どんなお仕事をしていますか?教えてください

歯科技工士とフォトグラファー(静止画を撮影する人)をしています。 歯科技工士は、歯科医の指示のもと、入れ歯や歯の被せもの、歯の詰め物、矯正装置などの製作をしています。口腔内では髪の毛一本と口に入れば気になる敏感な環境で精密な技術で患者さま1人ひとりの歯の形態や色を把握し再現する美的センスも求められる仕事なんです。

この仕事を始めたきっかけはなんですか?

高校生の時に、美術教師から勧められたことがきっかけです。 選択授業で美術を選んでいたのですが、美術の先生から授業への姿勢が歯科技工士に向いていると言われてその職業を知り見学に行ってみると、家具職人である父の背中を見て育った私はお客さんに家具を納品して喜んでもらう場面や、作ると言う事が歯科医師や患者さんに喜んでもらう事、私の場合は何かを0から作り上げるより真似てより良く作る方が得意でしたので歯科技工士が自分のスキルと重なり歯科技工士に決めました。 実際の失ってしまった歯そっくりに作るのは楽しいですし、それで喜んでもらえるのは私にとっては天職ですね。

お仕事をする上で大事にしていることを教えてください。

歯科技工士の場合、天然の歯の形が正解なのであればいかにそこに近づけるかが求められます。自分の技術が足りなければ積極的に学んで、技術を磨くよう努力してきました。 歯は心身ともに健康に生きていく上で非常に重要です。噛めること食べられることは健康に直結しています。 私の作ったもので喜んでいただき、患者様が健康に生活できることがやりがいですね。私に関わった方に、何かプラスの影響を与えられたら嬉しいです。 そして、技工士として患者様を幸せにすることはもちろんですが、その為にはまず自分が幸せでいることが大切だと思っています。私が幸せと感じられる環境で、仕事を続けていきたいですね。

どんな方に役立ちますか?サービスを届けたいですか?

治療は上手くできたが補綴物が変だと悩んでいる先生の力になりたいですね。 歯科は歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士あっての医療なのでチェアタイム短縮や患者さんの満足度の向上を求めてる先生の役に立てると思います。

お仕事を通じて、今後どんなことをしていきたいですか?

歯科技工士の立場や報酬のベースを上げていきたいです。実際に作っていて、製作時間に対し単価の低さに驚くことがよくあります。患者様に向き合って作ったモノには、価値にあった報酬がいただけたらいいなと思いますね。そして歯科技工士の立場や知名度が向上できたら嬉しいです。 フォトグラファーとしては、数多くの写真家の中から私を選んでくださった方には全力で応えていきたいです。モデルでもない限りカメラを向けられる事には慣れていないと思います。なのに笑顔で笑ってと言うのは無理があると思います、そこで私はお客様が友達に撮ってもらってるかのような自然な笑顔や表情を撮影し写真と言う好きな事で喜んで頂けて手助けができるのは嬉しいですね。 どちらの仕事も、人の役に立ちたいというベースの部分は変わりません。これからもみなさまに喜んでいただけるように活動していきます

インタビュー後記

歯科技工士さんとお話をするのは初めてでした。これまで、義歯や詰め物による歯科の治療を何度も経験してきましたが、それを作っている技工士さんと会うのは初めてで、刺激的でした。しかも海が似合いそうなとてもさわやかなイケメン。。技術職者ではありますが、もっと歯科技工士の仕事を広めていってほしいなと感じました。歯を使わない時はありません。歯にストレスがあると、いろいろな部分に影響が出てきます。なので詰め物や義歯の影響も大きいですよね。とても勉強になりました。また、啓人さんが手掛ける歯科や歯科衛生士さんの医療現場の写真はとても暖かく、現場の雰囲気が伝わってきます。職場のフォトグラファーとしても活動してもらいたいな。と個人的に感じました。

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